15くつろぐこと。ゆったりとした気分になること。をテーマに当カフェからのご提案。今回は「多肉植物の寄せ植え」という選択。◎取材協力:タナベフラワー神奈川県川崎市宮前区馬絹6丁目25番8号https://www.tanabeflower.com独特な見た目から注目を集める多肉植物。色や形は多種多様で、ひとつの鉢に数種類を植える「寄せ植え」も人気の理由です。ぷっくりとした形や色鮮やかな葉などに癒されます。鉢栽培ができるため、大きな庭がなくても、ベランダで育てることが出来ます。品種によって、小さな鉢の中でも複数の種類を育てられ、アレンジの豊さからインテリアグリーンとしてもおすすめです。多肉植物は、生育する季節によって3つのタイプがあります。夏型・冬型・春秋型に分かれ、盛んに生育する時期が違うため水やりや置き場所が異なります。寄せ植えは同じ生育型で揃えるのがよいでしょう。鉢の底に鉢底石を敷き、半分ぐらいまで培養土を入れます。苗は根をほぐして、植えやすいよう根に近い葉や長すぎる根を切ります。出来上がりをイメージしながら鉢の中に苗を仮置きし、土を入れていきます。一方の手で鉢を回しながら、もう片方の手で手前から植えていきます。根を土の中に入れるにはピンセットで土を軽く刺すように入れていき、根の間まで土をしっかり入れましょう。すき間なく土が入れば完成です。水やりは寄せ植えをした1週間後から始めましょう。今回は春秋型で寄せ植えを作りました。(品種は下記の3種です。)同じ属性でも品種ごとに特徴が異なるため、生育型や育て方を確かめる必要があります。エケベリア属ロゼット形に整った葉姿が特徴。葉の色や形が多様で美しく、人気のある品種。品種:ウエストレインボークラッスラ属品種によって原産地の気候が大きく異なるため植物の特徴が幅広い。品種:火祭り用意するもの:培養土(水はけの良いもの)、鉢底石(軽石)、鉢、苗、はさみ、ピンセット、土入れ土はひとつの苗ごとに少しずつ入れ、元々苗が埋まっていたところまで入れます。根が見えるほど少なかったり葉にかかりすぎないように注意しましょう。セダム属小さな葉が細かくつくタイプやつる性になるものなど多様な草姿。品種:ダシフィルム ‘マジョール’リラックスカフェ「多肉植物の 寄せ植えの作り方」お部屋に癒しを。〜ボタニカルライフのすすめ〜
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