Life Cafe Vol.90
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8知っておきたい火事で恐ろしいのは、火炎より『煙』です。火災で発生した煙には一酸化炭素など有毒なガスが多く含まれており、2呼吸程吸いこんだだけで意識を失ってしまうことがあります。低い姿勢を取り、濡れたハンカチやタオルを鼻や口に当てて避難するという方法は広く知られていますが、その他にも大きめのビニール袋があれば、空気を入れ頭から被ることで2〜3分の呼吸を確保することができます。令和6年能登半島地震が記憶に新しい今日、ご自身の防災対策を見直されている方も多いのではないでしょうか。今回は意外と知らない、且つ、いざという時知っていると安心な緊急事態発生時の豆知識をご紹介します。スーパー等にある買い物かごは意外にも強度があります。コンビニやスーパーで買物中に地震が起こった場合には、棚と棚の間からできるだけ早く脱出し頭を買い物カゴで守りましょう。揺れが収まり移動が可能な場合には、柱のそばやエレベーターホール付近が比較的安全。頑丈にできているケースが多く物も少ない傾向にある為、一時避難スペースとしては向いている場所とされています。買い物かごは意外と強い。“その時、どう動くか”〜もしもの時に役立つ〜火災発生時、ビニール袋が命綱になる!vol.14

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