8☆東京都では、約900万人がマンション、アパート等の共同住宅(以下「マンション」という)に居住していると推計され、20階以上の高層マンションも増加の一途をたどっています。そこで重要になってくるのが、マンションならではの防災です。高層マンションはこの10年で約4割も増加しました。被災後、マンションに倒壊の危険がなく、被害が軽微であれば、在宅避難が可能となります。マンションなどの共同住宅では、水道が供給されていても、排水管等の修理が完了していない場合、トイレの利用が不可。普段から防災の知識を確認しておくと安心です。マンションの中高層階では、エレベーターの停止により地上との往復が困難となり、十分な備えがない場合、住宅避難が困難。マンションではいざ発災したら、各住戸での対応に加えて管理組合等をはじめとしたマンション全体での防災力(共助)が重要となります。そのため自主防災組織等を設立して、備えておく事も有効です。マンション、アパート等の共同住宅で暮らしている人へ マンション防災なぜマンション防災が重要なの?マンションの防災を知ろう地震や大雨の時に役立つ防災豆知識地震や大雨など、「もしもの時」に役立つ豆知識をご紹介します。災害発生時や、避難生活の際に安全性や利便性を高めるため、〜もしもの時に役立つ〜vol.15
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